0-4.「ブロック配置ファイル」の記述方法


ブロック配置の指定には「CSVファイル」(カンマ区切りのテキストファイル)を利用します。
ステージ毎に、ブロック配置を記入した「CSVファイル」を作ります。



まず、実際のファイルを見てみる
サンプル問題の、実際の「ブロック配置ファイル」を開いて見てください。

ステージ デフォルト
ブロック配置ファイル b000.csv b001.csv b002.csv b003.csv b004.csv b005.csv
(リンク先は manual フォルダ内の appletsample フォルダの中です)

普通は表計算ソフト(例えばEXCEL)が起動して、中身を表示するはずです。
ブロックの配置が書き込まれているのがわかるでしょう。

テキストエディタ(例えばWindowsのメモ帳)で開いてみてください。
中身はテキストであり、データがカンマ( , )で区切られて入っています



さて、「CSVファイル」とは
「CSV」とは、「Comma Separated Values」(カンマ区切り)の略です。
中身はテキストファイルで、データがカンマで区切られて入っています。

編集は普通に、EXCELなどの表計算ソフトで行います
違いは、保存を「カンマ区切り(*.csv)」で行うことだけです

表計算ソフトで、各セルに自由にブロックを入ます。
(下の「ブロックの種類」に書いてある色と耐久度の組み合わせです)

そして保存する時に、「カンマ区切り(*.csv)」を指定するだけです。



ファイル名
ファイル名は初期の設定ではこうなります。
(パラメーターで変更可能です)
[ b ]+[ 3桁のステージ番号 ]+[ .csv ]

b000.csv 」は「全ステージ共通の初期配置」です。

そのステージの「ブロック配置ファイル」がなければこれが適応されます。
なお、これもなければプログラム内の初期配置になります。



ブロックの種類
ブロックには下の4種12色があります。


(w)

(y)
オレンジ
(o)

(m)

(r)

(t)
黄緑
(k)

(g)

(l)

(a)

(p)

(b)
耐久度1(1)
2(2)
3(3)
∞(4)
(カッコの中は、ファイルで指定に使う文字)

色と耐久度を組み合わせて、一つのブロックです。

例えば、白で耐久度2なら「w2赤で破壊不能なら「r4です
なお、ブロックがない部分は「n0と指定します。


ブロックの大きさについては考えなくてかまいません。
パズルのサイズに合わせて自動で調整されます。


あのー……
これ、日本語?
お約束な反応をありがとう。
期待を裏切らない女だね。
いやあ、それほどでも……って!
ほめてないよね、それはっ!
ノリツッコミはこれくらいにして。
専門用語が続出ですが、「習うより慣れろ」って感じ?
放置だ……

一見難しそうですけど、実際にやってみると意外と簡単です。
あまり用語にとらわれず具体的にやれば、こんなもんかと分かってきます。
例を見れば中身は何となく理解できるしね。
一番分かりにくいのは「CSVファイル」、拡張子が「*.csv」のに保存するところかな。
表計算ソフトのファイル選択ダイアログで保存形式を選べるはずです。
「カンマ区切り(*.csv)」で保存できない表計算ソフトなんてないでしょう。
その「かんまくぎり」とやらで保存しようとすると警告が出るんだけど。
保存できない形式がどうとか。
無視してOKボタン押しとけばいいです。
ブロック配置だけをカンマで区切って保存できればいいんです。


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