6.点をグループに分けて管理する
(グループ設定モード)


一般的な点つなぎでは、点は一種類で、統一した通し番号が付けられています。
一方で、種類が異なる点と番号を複数組み合わせた問題もあります。

このソフトでは、同種の連続点を「グループ」として扱い
組み合わせた問題は「グループ」を複数使うことで実現します。


つまり、設定を変えて見分けやすくした絵(同種の連続点)を、複数個、
一つの盤面の中に盛り込むことができます。



操作パネルのタブを切り替えると、モードも切り替わります。

 メニュー[編集]-[グループ設定]
 ショートカット:F4


操作パネルのタイトルに、現在アクティブなグループが表示されます。

グループを切り替えるには以下の方法があります。

グループ設定モードのみ
 ・グループの番号をリストから選ぶ
 ・そのグループの点をマウス操作

全てのモードで
 ・キーボードから、数字キーと「p」(プラス)と「m」(マイナス)



・グループの追加、削除

初期値ではグループが一つです。

複数の絵(同種の連続点)を使いたい場合、追加します。
不要になれば削除します。



・グループ設定

グループごとに表現を変え、見分けやすくできます。


<サイズ>
ピクセル単位で指定します。
マークと番号で共通。


<マーク種類>
指定できるマークは、以下の通りです。
(これ以外を自分で追加はできません)

"●","○","■","□","▲","△","▼","▽","◆","◇","★","☆"


<番号種類>
数字以外に、アルファベットと五十音を指定できます。
(これ以外を自分で追加はできません)

"1,2,3,...","a,b,c...","A,B,C,...","あ,い,う,...","ア,イ,ウ,..."

数字以外では個数に上限があるので、超えないよう注意が必要です。
(超えた場合は「+」と表示されます)


<マーク個別指定>
最初と最後の点をわかりやすくするために、マークを変えられます。
変えたい点の番号と、どのマークに変えるかを指定してください。



・選択した点を別グループへ

各点は、配置の際にアクティブだったグループに所属しますが、
後から、所属するグループを変えることができます。

変えたい点を選択しておき、異動先のグループを選んで実行します。
異動した先のグループでは、番号なしの点になります。


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補足&雑談(読まなくていいですから)

「グループ」の話です。
最初は分かりづらいかも。
グレープ? クレープ? 
両方好きだよ。
確かに分かりにくいかもね。
一度理解しちゃえば、そういう仕組みなのねってだけの話なんだけど。
スルーされた!?
いけず!!
世には、アレンジされた変種の点つなぎがありまして。
本屋に並んでるパズル雑誌を見ると、いろいろ載ってますけどね。
似たようなパズルばかりじゃ、雑誌も売れないだろうし。
良し悪しはともかく、いろいろひねってくるよな。
そういうのにも対応させるための「グループ」です。
アイデア次第であれこれできるわけですが、さて。
さっき、何も考えずに打ってた点はどうなってんの?
グループなんて考えてなかったけど。
最初からある<グループ1>に所属してます。
グループは0にはできませんから、必ずどれかはアクティブになってますね。
オーソドックスなものしか作らないなら、気にしなくていいのか。
グループを消すと……グループ番号は前に詰まっていくんだな。
そう、そこは……変えない方が分かりやすいんでしょうけど。
グループに名前は付けられない、という仕様です。
付けるようにしようよ♪

素直な奴だな。まあ、分かるけどもな。
で、実際どうなのよ?
グループの名前以外にも考えはしたんですよ、追加すべき機能。
点と番号はサイズを別に指定出来た方がいいとか、マークを自分で追加出来た方がいいとか。
なぜ、できるようにしなかったの?

プログラムが複雑になるのを嫌ったからですね。
あまり必要でない機能を付けて、バグの温床を増やしたくないという感じで。
今までの作者なら、喜んで実装してたようにも思うけど……。
ねえ?
そこは年齢による衰えというか……
あ、この話題、次の項でも出そうなので、そちらでまとめてしてしまいましょう。
うわー。
何か、胡散臭い。
ここで話すべきは、モードの区別だろ。
編集1の「点配置モード」と編集2の「グループ設定モード」。
やっぱり、そうだよねー。
分かりづらいよねー。
名前通りでいいんじゃないの?
点をいじる時と、クレープを食べる時。
……うん、基本的には。
ただ、グループ切り替えを出来た方が操作性が上がる場合が、ね。
違うグループの点を同時にいじりたい場合……ってことか。
キーボードのショートカットでもいいんだろうけど。
またスルーされた!

そう。グループ用のモードだと、点の操作は移動しかできないけど、
「グループの切り替えが、点の操作で自動で行われる」のが便利。
点用のモードだと、「そのグループの点しか操作できない」わけだし。
場合によっては、グループ用のモードで点をいじった方が便利だったりするわけか。
もっと良い方法はあるんでしょうけど、結果的に、この形に落ち着いてしまいました。
今から変えるのもなかなかなので、この仕様で融通してほしいところです。
変えて、良くなるとは限らないしな。
ま、素人が遊びで作ったものに、そう高いレベルを求めるのも酷かもしれないね。


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