高知県の博物館(類似施設を含む)

どこまでを博物館として扱うかは悩みどころ。
観光的な紹介施設、付属の展示コーナー、放置状態の所などは不掲載。

所在地 メモ
歴史・民俗(地域)
高知県立 歴史民俗資料館
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~rekimin/
高知市 長宗我部氏に重点を置いた展示。
岡豊城跡を散策しながらいろいろ考えるのも良い。
高知城歴史博物館
https://www.kochi-johaku.jp/
高知市 山内家の藩政時代の資料を受け継いでいる。
講座をはじめ、県内で最も充実した活動をしている。
高知城 懐徳館
http://kochipark.jp/kochijyo/
高知市 小学生の頃、窓口で質問してぞんざいに扱われた記憶がある。
それ以来、行く気が起きないのでよく知らない。
高知市春野郷土資料館
http://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/20/2019/muse/harunoshiryokan.html
高知市
(春野)
春野町が高知市に合併したのでこの形に。
大きくはないが、見るべきものはある。
安芸市立 歴史民俗資料館
http://www.city.aki.kochi.jp/rekimin/
安芸市 安芸城跡、旧土居内にある。
安芸を治めた土居付家老、五藤家の史料がよく残っている。
青山文庫
https://seizanbunko.com/
佐川町 小規模ながら、江戸期以降の興味深い史料がいろいろある。
老朽化した建物の改修工事も無事終わったようだ。
宿毛歴史館
http://www.city.sukumo.kochi.jp/docs-26/p010804.html
(宿毛市サイト 内)
宿毛市 規模も大きく、充実している。
満足した。
四万十市郷土博物館
http://www.city.shimanto.lg.jp/museum/
四万十市
(中村)
幡多地方の歴史と人物それに考古資料という、正に郷土資料館。
いささかまとまりに欠けるが、内容としては十分。
四万十町立 郷土資料館
http://www.town.shimanto.lg.jp/download/?t=KH&id=89&fid=9671
(四万十町サイト 内)
四万十町
(大正)
郷土の考古・民俗資料をテーマに分けて展示。
思ったより充実していて、悪くなかった。
梼原町歴史民俗資料館 梼原千百年物語り
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/1100nen/
(梼原町サイト 内)
梼原町 実際のところは観光客に地元を紹介・案内する施設。
民俗展示は、以前の放置に近い状態よりマシではある。
高知県埋蔵文化財センター
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~maibun/
南国市 各県にある考古学のセンターで、現地説明会の情報は必須。
展示を見るには、基本的に平日しか空いていないのが難。
竹林寺宝物館
http://www.chikurinji.com/index.html
高知市 歴史のある寺院であり、文化財として価値ある所蔵品がある。
仏像の良し悪しは自分にはわからないけれど。
豊永郷民俗資料館・定福寺宝物館
http://jofukuji-kochi.jp/
大豊町 昔は山奥は決して僻地ではなかった。貴重な文化財が多く残る。
建て替え成った民俗資料館には重要文化財指定の民具群がある。
歴史・民俗(人物)
高知県立 坂本龍馬記念館
http://www.ryoma-kinenkan.jp/
高知市 資料の展示より、ビジュアル重視の観光施設的なイメージ。
新館がオープンしたらしい。何か変わったかな。
龍馬の生まれたまち記念館
http://ryoma-hometown.com/
高知市 町をテーマにしたのはユニーク。
こういう視点の館がもっと増えてほしい。
中岡慎太郎館
http://www.nakaokashintarokan.jp/
北川村 この人は龍馬のおまけではない。考えられた展示だった。
実は庄屋の息子で、個人的には身分的な面に興味がある。
ジョン万次郎資料館
https://www.johnmung.info/
土佐清水市 ジョン万次郎の生涯を通して知ることが出来る。
個人的には漂流前の浦での生活に興味がある。
歴史・民俗(その他のテーマ)
高知市立 自由民権記念館
http://www.i-minken.jp/
高知市 自由民権運動の具体的内容について詳しく知ることが出来る。
その意味や意義までは答えてくれないけれど。
いの町紙の博物館
https://kamihaku.com/
いの町
(伊野)
充実したとても良い展示で、和紙漉きの実演や体験もある。
売店の充実がものすごい。
平和資料館 草の家
http://ha1.seikyou.ne.jp/home/Shigeo.Nishimori/
高知市 マンション1階の小ホールに展示が作られている。
敷居が低く実物を手に取れるのは良い。
海洋堂ホビー館四万十・海洋堂かっぱ館
http://www.hobbykan.jp/
四万十町
(窪川)
フィギュアや模型を見るために山奥まで行く、それ自体がイベント。
楽しい空間であることは間違いない。これも一つの文化だろう。
創造広場アクトランド(龍馬歴史館 他)
http://actland.jp/
香南市
(野市)
竜馬のロウ人形館を中心としたアミューズメントパーク。
入館料は高いが、興味があれば値段に見合うくらいは楽しめる。
四国自動車博物館
http://www.vistanet.co.jp/museum.htm
香南市
(野市)
いわゆるスーパーカーが多量にあり、県外客が多いようだ。
県内の認知度は低いが、隠れた優良スポットだと感じた。
中村時計博物館
http://www.kcb-net.ne.jp/n-tokei/nwmuseum.htm
南国市 すごいコレクション。
もっと広く知られ評価されるべき館。
鯨館-鯨資料館-
http://www.kiramesse-muroto.jp/kujirakan/kujira/
(道の駅 キラメッセ室戸 内)
室戸市 江戸時代より地元で行われていたクジラ漁を紹介。
リニューアルで観光施設化して、資料の展示が乏しくなった。
美術
高知県立美術館
https://moak.jp/
高知市 充実した活動をしている。
魅力的な展示をよく行っている。
安芸市立 書道美術館
https://www.akikanko.or.jp/kanko/syobi.html
(安芸市観光協会 内)
安芸市 安芸からは著名な書道家が多く出ているらしい。
古文書の勉強をして、書の味わいが少しわかってきた。
絵金蔵
http://ekingura.com/
香南市
(赤岡)
屏風絵の、祭りの夜にならった再現展示は良い。
当時の絵師の立場や生活についても勉強になる。
香美市立美術館
https://www.city.kami.lg.jp/site/bijutukan/
(香美市サイト 内)
香美市
(土佐山田)
企画展の内容がいろいろユニークで楽しい。
大きな展示室が一つだが、収蔵品の展示はあまりしてないのかな。
筒井美術館
http://www.vill.geisei.kochi.jp/pages/m000442.php
(芸西村サイト 内)
芸西村 2階に芸西出身の画家、筒井広道の作品を展示。
1階は文化資料館(民具展示)で、雰囲気作りに成功している。
四万十町立美術館
http://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=993
(よさこいネット 内)
四万十町
(窪川)
図書館の奥に中くらいの部屋がある。
各種の展示会に使われている。
中土佐町立美術館
http://www.mantentosa.com/culture/museum/index.html
中土佐町
(中土佐)
県出身の画家の作品を中心に収集し、年4回の企画展示。
小規模ながら興味深い内容だった。
藁工ミュージアム
http://warakoh-museum.com/
高知市 あまり正統ではない芸術の展示をいろいろ企画している。
関連施設も含めて、ユニークな空間が出現している。
白木谷国際現代美術館
http://shirakidani.jpn.cx/
南国市 世界的な現代美術家が生まれ故郷の谷に作ったユニークな館。
企画展示を含め見るものは多く、楽しくてワクワクした。
砂浜美術館
http://www.sunabi.com/
黒潮町
(大方)
砂浜を美術館に見立て、ユニークな企画を季節的に行っている。
普段は道の駅ビオス大方に少しだけ展示がある。
横山隆一記念まんが館
http://www.kfca.jp/mangakan/
高知市 マンガの原点というか、人生の楽しみ方が味わえる。
今時のストーリー漫画はそれはそれでいいのだけれど、ね。
香美市立 やなせたかし記念館
(アンパンマンミュージアム、詩とメルヘン絵本館)
http://anpanman-museum.net/
香美市
(香北)
遊び心が豊富に盛り込まれた良い設計。
大人が一人で行っても楽しめる。
文学
高知県立文学館
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~bungaku/
高知市 全時代を通じて、充実した展示。
中脇初枝さんは友人の妹なので、名前が出てるのが変な気分。
大原富枝文学館
https://oohara-tomie-bungakukan.net/
本山町 生涯と作品、及び代表作「婉という女」の世界を紹介。
結核療養がなければ文学への道はなかったかも。人生は不思議。
大方あかつき館(上林暁文学館)
http://www.library.town.kuroshio.lg.jp/
黒潮町
(大方)
私小説の作家で、古い文学全集には名前が入っているくらいの人。
短編を一つ読んだが、普通に面白かった。
吉井勇記念館
https://www.city.kami.lg.jp/soshiki/64/
(香美市サイト 内)
香美市
(香北)
漂泊の歌人、吉井勇。そんな高名な人だとは知らなかった。
傷心の末、こんな山奥に隠棲して心を癒していたという話。
動物園
高知県立 のいち動物公園
http://www.noichizoo.or.jp/
香南市
(野市)
動物をいかに見せるか考えて展示を作っているのがわかる。
自然環境への姿勢と取り組みも良い。
わんぱーくこうち(アニマルランド)
http://www.kochishi-ts.or.jp/wanpaku/
高知市 無料だし、子供の遊び場もあるし、良い所。
大人が一人でのんびりしてもいい。
トンボ自然公園(四万十川学遊館 あきついお)
http://www.gakuyukan.com/
四万十市
(中村)
公園散策も良いが、館内の展示が実はとても良い。
トンボをはじめとする生き物の生態を知れる。
植物園
高知県立 牧野植物園
http://www.makino.or.jp/
高知市 園自体も広くて充実しているが、記念館の展示も良い。
牧野富太郎博士の紹介や植物に関する体験型展示がある。
北川村 モネの庭 マルモッタン
http://www.kjmonet.jp/
北川村 冬場の無料の時に入ったのでやや寂しかった。
盛りの時期に行けばもっと楽しめるのでは。
水族館
桂浜水族館
http://www.katurahama-aq.jp/
高知市 「ふれあい水族館」という触れ込みで、展示の距離が近い。
広くはないながら、アシカのショーなどあり、体験コーナーが充実。
高知県立 足摺海洋館
http://www.kaiyoukan.jp/
土佐清水市 きちんとした水族館で、十二分に楽しめる。
2020年2月に閉館し、7月にリニューアルオープン予定。
足摺海底館
http://www.a-sea.net/
土佐清水市 海中に立てた巨大な展望塔の窓から海中を見る趣向。
普通の水族館とは違った趣。
むろと廃校水族館
http://higashi-kochi.jp/sightseeing/post-133.html
(ひがしこうち旅 内)
室戸市 廃校の建物を水族館として活用という、話題の施設。
プールを水槽にしていたり、実際に楽しい。
その他の自然系
高知みらい科学館
https://otepia.kochi.jp/science/
高知市 子供向け体験型の展示が豊富にあり、入館は無料。
高知にもやっとプラネタリウム(有料)ができた。
龍河洞博物館
http://www.ryugadou.or.jp/
香美市
(土佐山田)
龍河洞は良い観光スポット。だが博物館の記憶がない。
出口の売店は分かるのだが、博物館はどこにあるのか。
佐川町立 佐川地質館
http://www.town.sakawa.lg.jp/chishitsukan/
佐川町 佐川から越知にかけては地質学的な重要地点らしい。
多くの化石の展示と共に解説がなされ、勉強になる。
横倉山自然の森博物館
http://www.town.ochi.kochi.jp/kankou/look/hakubutukan.htm
(越知町サイト 内)
越知町 横倉山をめぐる自然や文化的な話がいろいろ。
修験道の聖地だったとは知らなかった。
四万十ヤイロチョウの森 ネイチャーセンター
http://wwwd.pikara.ne.jp/ecotrust/nature.html
四万十町
(大正)
高知の県鳥であるヤイロチョウとその生育環境を学び守る。
真面目で地道な活動を継続している。保護区の無人カメラは面白い。
芸西天文学習館
https://www.kochi-bunkyo.org/学び支援事業/芸西天文学習館/
芸西村 天体望遠鏡があり、それなりの頻度で観測会を開いている。
県内の詳しい人が交代で来て、きちんと解説してくれる。


関連組織

組織 メモ
公益財団法人 高知県文化財団
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/
坂本龍馬記念館
歴史民俗資料館
埋蔵文化財センター
美術館
文学館
県民文化ホール
こうちミュージアムネットワーク
https://moak.jp/network/konet_home.html
-
土佐史談会
http://tosashidankai.com/
-


奥付

2019年12月リスト更新・リンク修正
2016年9月リスト更新
2016年8月リスト更新
2015年11月リスト更新
2015年9月リスト更新
2015年4月学芸員資格を取得
2014年12月リスト更新
2014年9月地元の館で博物館実習
2014年8月リスト更新
2014年5月リスト公開
2013年12月博物館実習を控えて、県内の博物館リストを作成開始
2011年10月通信制大学に編入、学芸員資格取得への勉強を始める



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